2022年度より「高効率熱回収施設(新3号焼却炉)」が稼働。
焼却時の熱エネルギーを活用して発電した電気の工場内での活用や販売、隣接企業への熱(蒸気)供給を推進するなど、
環境負荷削減に配慮した焼却処理を行っています。
焼却処理能力 95t/日
ディーゼル機関で発電して、ボイラを中心とした機器の保護を行うために駆動する機器の電源を供給します。
発電電力は本施設のほか、100トン炉(2号炉)、リサイクル施設等で利用し、余剰電力は売電します。
2023年8月16日付けで、本施設は京都府内では初(第1号)となる熱回収施設設置者認定を受けました。この認定は、環境省令で定める熱回収率の技術上の基準(熱回収率10%以上)、設置者の能力の基準に適合していることを証するものです。本施設では、発電をはじめ、下水汚泥の乾燥への熱利用、排ガスの循環利用や隣接企業への熱(蒸気)供給など、産業廃棄物の焼却により得られるエネルギーを積極的に活用することで、高い熱回収率(23.4%)を実現しました。
焼却処理能力 100t/日
廃棄物焼却施設 | 高効率熱回収施設 | |
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施設の種類 | 焼却施設 | 廃棄物発電施設 |
許可品目 | 汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物系固形不要物、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、特別管理産業廃棄物(廃油、汚泥、感染性廃棄物) | 汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物系固形不要物、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、特別管理産業廃棄物(廃油、汚泥、感染性廃棄物) |
設置場所 | 京都府京都市伏見区横大路千両松町126番地 | 京都府京都市伏見区横大路千両松町126番地 |
設置年月日 | 1996年1月18日 | 2020年3月23日 |
処理能力 | 100t/日 | 95t/日 |
稼働時間 | 24時間 | 24時間 |
処理方式 | ロータリーキルン&ストーカ方式 | ロータリーキルン&ストーカ方式 |
高効率熱回収施設の発電能力で発電した電力は構内施設(焼却炉、リサイクル施設 等)で利用し、余剰電力は売電します。
発電出力 | 3,250kWh |
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発電量 | 19,328MWh/年 |
売電予定量 | 5,882MWh/年 |
高効率熱回収施設で生成した蒸気と電気の一部を地域活性策として還元しています。
EV車両の充電スタンドを設置して、災害時は地域住民に無償で供与します。