京都環境保全公社について分析事業

分析・測定の受託事業

当社は2012年3月に分析技術及び分析精度の維持・向上を目的に濃度(大気・水又は土壌)の計量証明事業登録を行いました。
分析室では最新鋭の分析機器を保有し、廃棄物やリサイクル製品の分析、排ガス・排水等の測定を実施しています。
お客様からの分析・測定のご要望に柔軟な技術サービスで対応できますので、まずはお気軽にご相談ください。

あらゆる分析・測定のニーズに対応

廃棄物、リサイクル製品の分析

蛍光X線分析装置で廃棄物の組成分析やリサイクル製品の品質検査ができます。
ICPやガスクロなどの分析機器によって産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年環境庁告示第13号)で定められた溶出又は含有試験ができます。
またダイオキシン類、油分、引火点、アスベスト、PCB含有、発熱量等もご相談ください。

排ガス・排水の測定等

公害防止関連法規、計量法に基づき、排ガス・排水等のサンプリング、分析が可能になっています。
当社の焼却炉の排ガス、埋立施設の排水なども定期的に測定を行っています、また官公庁から分析・測定の受託事業の実績もございます。
豊富な経験と実績からお客様の環境管理をサポートいたします。

代表的な分析機器

あらゆる分析・測定のご相談に対して、最新鋭の分析機器と蓄積した技術と知見により、迅速で最適な方法をご提案いたします。

誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-AES)

溶液試料を高温アルゴンプラズマ(約7,000°C)に噴霧し、その発光スペクトルを測定することにより、多くの金属元素の濃度を一度に測定する装置。低濃度を精度よく測定できるため廃棄物、排水、製品等の分析に広く使用しています。
誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-AES)

水銀分析計

溶液試料の水銀を還元気化させ、装置検出器に導入しその溶液中の水銀濃度を測定する装置。
2017年10月1日の廃棄物処理法の改正、2018年4月1日の大気汚染防止法改正によって水銀の排出規制が強化されましたが、当社でその水銀濃度を測定できます。
水銀分析計

蛍光X線分析装置

試料にX線を照射した時に発生する蛍光X線の波長強度から元素の定性、定量を行う装置。
簡単に多くの元素を即時に測定できる為、廃棄物や製品等のスクリーニング測定に使用しています。
蛍光X線分析装置

紫外・可視分光光度計

溶液試料に試薬を加え呈色させ、特定の波長の光を透過し、その吸収された光の強度から定量を行う装置。六価クロム、シアン、フェノール等の測定に使用しています。
紫外・可視分光光度計

ガスクロマトグラフ

溶液又は気体試料を注入し、気化させ、カラム中で分離された各成分の物質名と濃度を測定する装置。主にPCB、農薬、トリクロロエチレン等のVOC、アルキル水銀の測定に使用しています。
ガスクロマトグラフ

イオンクロマトグラフ

溶液試料を装置に注入し、溶離液で分離管に流出します。イオン交換能の差により分離された各成分が順番に出てき、これを検出器に導き電気的に測定します。主に陽イオン(アンモニア、カリウム等)、陰イオンの測定(ふっ素、塩素等)に使用します。
光の強度から定量を行う装置。六価クロム、シアン、フェノール等の測定に使用しています。
イオンクロマトグラフ

ご相談から分析・測定まで

当社は、皆様の個人情報の重要性を認識し、その適正な収集、利用、保護をはかるとともに、安全管理を行うため、プライバシーポリシーを定めています。

当社のプライバシーポリシー

  • STEP01

    分析・測定のご相談
    まずは当社環境技術部品質管理課へお気軽にご相談ください。( お問い合わせ
    STEP02の所定の依頼書でお申込みいただければ、分析方法、納期、費用などについて、ご提案いたします。
  • STEP02

    サンプル等の受け渡し、見積のご依頼
    分析対象のサンプルがございましたらお送りください。
    また「分析・測定見積依頼書」にご記入の上、ご提出ください。( お問い合わせ 又はFAX: 075-622-8286)
    依頼書ダウンロード(PDFファイルおよびWORDファイルへのリンクをクリックすると別ウィンドウが開きます)
    ⇒分析・測定見積依頼書 PDFWORD
  • STEP03

    見積書の提示
    費用、納期などを記載した見積書を提示いたします。
  • STEP04

    分析・測定の着手
    見積書をご承認いただき次第、分析を開始いたします。
  • STEP05

    報告書の提出
    報告書を作成してお届けいたします。
    ご要望があれば速報もさせていただきます。